プログラミングを学んだら、コンテストや大会に挑戦してみませんか?コンテストへの参加は、学習モチベーションを高め、達成感と自信を育む絶好の機会です。この記事では、小学生でも参加できるプログラミングコンテスト・大会を厳選して紹介します。
プログラミングコンテストに参加するメリット
- 目標ができてモチベーションが上がる:締め切りと目標があると、普段より集中して取り組める
- 本気で考える力が育つ:「どうすれば審査員に刺さるか」を考えることで企画・表現力が鍛えられる
- 全国の同世代と交流できる:同じ興味を持つ仲間との出会いが刺激になる
- 受賞歴が自信と実績になる:入賞・表彰は子どもの大きな自信になり、受験や進路でも評価される
- 普段の学習成果を試せる:教室で学んだことを実践する場として最適
小学生が参加できるプログラミングコンテスト・大会一覧
① U-22プログラミング・コンテスト
| 主催 | 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ) |
|---|---|
| 対象年齢 | 22歳以下(小学生〜大学生) |
| 開催時期 | 毎年春〜秋(結果発表11月頃) |
| 特徴 | 日本最大規模のプログラミングコンテスト。小学生部門あり。使用言語・ツールは自由 |
日本最大規模の歴史あるコンテスト。小学生部門が設けられており、ScratchやViscuitなどのビジュアルプログラミングでも応募できます。テーマは「自由」なので、作りたいものを作れるのが魅力です。
② 全国小中学生プログラミング大会
| 主催 | 朝日新聞社・角川ドワンゴ学園・日本マイクロソフト |
|---|---|
| 対象年齢 | 小学生・中学生 |
| 開催時期 | 毎年夏〜秋 |
| 特徴 | 小学生・中学生のための専用大会。Scratch・Minecraft・micro:bitなど幅広いツールに対応 |
小学生・中学生に特化した大会で、子どものレベルに合った審査が行われます。MinecraftやScratchなど人気ツールを使った作品でも応募可能なので、初めてコンテストに挑戦する子どもにも向いています。
③ Scratch甲子園
| 主催 | 一般社団法人みんなのコード |
|---|---|
| 対象年齢 | 小学生・中学生 |
| 使用ツール | Scratchのみ |
| 特徴 | Scratch専門の大会。毎年テーマが設定され、そのテーマに沿った作品を制作 |
Scratchを使っている子どもにとって最も身近なコンテストのひとつ。毎年テーマが設定されるため、テーマに沿った創造力が試されます。初めてコンテストに応募する子どもの登竜門的な存在です。
④ キッズプログラミングコンテスト
各プログラミング教室や企業が主催する小規模なコンテストも多数開催されています。地域のプログラミングスクール主催の大会や、ScratchのWebサイト上でのコミュニティイベントなども、初挑戦に適した規模感です。通っている教室に「コンテストはありますか?」と確認してみましょう。
コンテストに向けた準備のポイント
- テーマをよく読む: 審査基準や求められる内容を事前に把握する
- 早めに作業を始める: 締め切りギリギリではなく、余裕を持って制作する
- 「なぜ作ったか」を説明できるようにする: 制作意図・工夫した点をまとめておく
- バグのチェックを丁寧に: 動かない部分がないか複数回テストする
- タイトル・説明文にこだわる: 審査員が最初に見るのはタイトルと説明文
「結果」より「挑戦した経験」が財産
コンテストへの参加において最も大切なのは、入賞・受賞ではなく「挑戦した経験」そのものです。締め切りに向けて本気で考え、作り、提出する経験は、プログラミングスキル以上の力を子どもに与えます。
入賞できなかったとしても、「どこを改善すればよかったか」を考えることが次のステップへの成長につながります。保護者は結果よりも「挑戦したこと」を全力でほめてあげましょう。
ゲーム・アプリ制作コンテストの対策に
ゲーム制作コンテストに挑戦したい小学生には、デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)がおすすめです。マインクラフト・ロブロックスなどの人気ゲームを使ったプログラミング学習で、コンテスト応募できるレベルの作品づくりを楽しく学べます。
まとめ
プログラミングコンテストへの参加は、子どもの学習意欲と技術力を同時に高める最高の機会です。まずは気軽に参加できる小規模な大会から挑戦し、経験を積んでいきましょう。
大切なのは完璧な作品ではなく、「作って、提出する」という挑戦の勇気。その一歩が、子どもの可能性を大きく広げるきっかけになります。
初めてのコンテスト応募・5ステップガイド
「コンテストに出してみたいけど、何から始めればいいかわからない」という親子向けに、応募までの流れを5ステップで整理しました。
- 応募する大会を1つ決める(締め切りまで2ヶ月以上あるものがおすすめ)
- 過去の受賞作品を親子で見る(多くの大会が公式サイトで公開。レベル感と傾向がつかめる)
- 「作りたいもの」を企画する(テーマがある大会はテーマ解釈から。自由なら子どもの好きを起点に)
- 締め切り2週間前の完成を目標に制作する(最後の2週間はテスト・説明文・提出準備に使う)
- 提出して、結果に関わらず振り返る(「何を工夫した?」「次はどうしたい?」の対話が次の成長につながる)
親のサポートはどこまでOK?
コンテストでは「子ども本人の作品であること」が大前提です。とはいえ、親のサポートが一切禁止というわけではありません。一般的に許容されるサポートの目安は以下の通りです。
- OK:応募手続きの代行・機材の準備・「ここ動かないね」という気づきの声かけ・スケジュール管理
- グレー(大会規定を確認):デバッグの具体的なヒント・説明文の文章添削
- NG:コードを親が書く・アイデアを親が決める・作品の大部分を親が作る
迷ったら「子どもが自分の言葉で作品を説明できるか」を基準にしましょう。面接・プレゼン審査がある大会では、本人の理解度がそのまま評価されます。
よくある質問(FAQ)
Q1. プログラミングを始めて半年ですが、応募してもいいですか?
A. ぜひ応募してください。コンテストは上級者だけのものではなく、多くの大会に初心者向けの部門・賞があります。「完成して提出した」こと自体が、半年の学習の最高の成果物になります。
Q2. 教室に通っていなくても応募できますか?
A. ほとんどの大会は個人応募が可能です。独学・家庭学習の子どもの受賞例も多数あります。ただし教室経由だと応募ノウハウや添削サポートを受けられる場合があるため、通塾中の方は教室に相談してみましょう。
Q3. 落選したら子どもがショックを受けないか心配です
A. 応募前に「コンテストは出すことに意味がある」と伝えておきましょう。結果発表後は「どこを頑張ったか」を具体的にほめることが大切です。また、SNSや教室内の発表会など、受賞以外にも作品を見てもらえる場を用意してあげると、挑戦の満足感が結果に左右されにくくなります。


